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本店営業所
第1課 次長
山本 益也
YAMAMOTO MASUYA
人が物を選ぶ時、見た目やデザインから入ることは多くあります。予算内でイメージした家を建てられる住宅会社は必ずあります。しかし、安い物には安い理由、高い物には高い理由があるのも、お客さまはご存じのはずです。当たり前のことですが、家は大きな買い物ですので慎重に選ばなければなりません。自己資金や年収に応じて、その人にとっての適正予算が決まります。その予算を性能とデザインにバランス良く配分することが大切です。いかに外観や内部のデザインが優れていても、家の構造そのものが北陸の湿気に戦える耐久性に優れたものでなければ、見た目だけの家になってしまいます。
建てた家に満足している方でも、少なからず「ああしておけばよかった」という気持ちがあるものです。それは、より良くしたいという向上心によるものかもしれませんが、少なくとも最初の段階ではベストな状態を作らなければなりません。まずはどれくらいの規模の建物がふさわしいかをしっかり考えましょう。あとから家を大きくしようと思っても、まず無理な話です。極端なことで言えば、部屋数が足りないなどということがないように、内容を充実させた家づくりができる土地を選ぶことが大前提なのです。それが郊外だったとしても、理想が実現できれば真っ直ぐに帰りたくなる家になります。
私は、土地探しの段階から不動産屋さん任せにせず、自分の目で確かめた土地だけをご紹介するようにしています。通常、土地探しは不動産屋さんに任せることなのですが、その土地でどのような家づくりができるかなんて、不動産屋さんにはまずイメージできません。なかなか労力を使うことですが、お客さまの家づくりを本気で考えれば自然に身体が動きます。工事が始まれば現場監督に任せていきますが、営業は要所要所でビシッと決めてチームを引っ張っていく牽引役。自分は釘一本打っていませんが、お客さまの心にいつまでも残る存在でありたいと思っています。
私自身も25歳の時に家を建てました。妻の想いを最大限にかなえた家です。直射日光が入らないように採光を工夫したほか、生活動線を重視し、住み心地と我が家らしさを第一に考えました。自分の家を建ててから以前よりもお客さまの気持ちがよく理解できるようになったと思います。2015年には、野々市市新庄の展示場を担当しました。テーマは、歳月を重ねるごとに味が出る家。吹き抜けから自然光が入り、明るく開放感があるリビング、木のぬくもりが感じられる無垢材の床、リビングからつながるコートデッキなど細部の一つひとつに心が安らぐ家です。ぜひ、実際に体感してみてください。