― リビング階段に込めた、家族へのメッセージ
ご主人:完成した家に初めて入ったときは、感激すぎて「わー!」以外、言葉がなかったですね。
奥様:イメージ通りの空間が目の前に広がっていて、家族全員、ずっと笑顔でした。
ご主人:不思議なことですが、別々に暮らすようになってから親とすごす時間が増えました。昨日もわが家でクリスマスパーティーをしたんですよ。いい距離感で良好な関係が築けています。
奥様:子どもたちが毎日のように友達を連れてくるようになりました。今までは子どもなりに遠慮していたのかもしれませんね。
ご主人:リビングを占領されて夫婦でダイニングに追いやられることもありますが、それもなんだか微笑ましくて幸せです。
奥様:夕方のあわただしい時間も、キッチンに立ちながら子どもと会話できますし、たまには夫婦で料理をしながら仕事の相談をすることもあります。日常の忙しさは変わりませんが、会話は圧倒的に増えました。
ご主人:自分の部屋ができたことで、子どもに自立心が芽生えた気がします。2人とも自然と自分の部屋で眠るようになりました。
奥様:夫が掃除好きになって、暇を見つけては家中を掃除してくれます。お風呂なんて毎日拭き上げてくれるので、遊びに来た友人たちにも「きれい」って褒められるんですよ。楽しそうに掃除してくれるので助かっています。
ご主人:子ども達が成長すれば、反抗期とか彼氏や彼女ができたとか、きっといろいろありますよね。でも、何があっても会話を絶やさずみんなで食卓を囲んでいれば、「帰りたい」と思ってもらえる家になると思うんです。リビング階段や大きなダイニングテーブルは、僕のそんな思いの表れ。この家ならきっと実現できると思っています。
家族の帰る場所