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住宅のあらゆる空間で必要となる照明器具。暮らしに欠かせないものでありながら、その選び方については分からないことも多いのではないのでしょうか。そこで今回は、照明器具の基礎知識や上手な選び方についてお伝えします。
照明の光源は大きくLEDと蛍光灯の2種に分けられます。
電球・蛍光灯の色は一般的に「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5種類があります。このうち、一般的に住宅用の蛍光灯として販売されているのは、「電球色」「温白色」「昼白色」の3種類です。
光の濃淡で部屋の雰囲気はガラリと変わります。また、電球・蛍光灯の色は、人の心に与える効果も大きいと言われています。各色の特徴を知り、場所ごとに使い分けるとより快適な空間づくりができます。
明るさの指標の一つにルーメン(lm)という単位があります。これは、全光束と呼ばれる光の量を表すもので、数値が高いほど明るくなります。照明器具のパッケージやカタログには、日本照明工業会が定める基準に基づいて照明器具適用畳数が表示されています。
くつろぎの場であるリビングを子どもの勉強スペースとしても使用するといった具合に、いくつかの用途に使いたい場合は、色の調節が可能なLEDシーリングライトやダウンライトを選ぶと良いでしょう。
照明器具には設置方法やデザイン、空間の照らし方などによってさまざまな種類があります。
各照明器具の特徴を生かして組み合わせることで、空間をより自分好みの雰囲気に演出することもできます。使用する場所の用途やどんな風にすごしたいかを考えて照明プランを立てましょう。
照明器具は、部屋の畳数に合わせて選ぶことが基本。適正な明るさでないと、目のトラブルの原因にもなるので注意が必要です。さらに、年齢を重ねると明るさの感度が下がるため、高齢者がいる場合は、10畳のリビングに12畳用など適用畳数より少し明るめの照明器具を選ぶといいでしょう。
門や玄関周りを照らすポーチライトは、家の夜の印象を決めるという点でも大切な役割を果たします。住まいにあったデザインのものを選び、来客への配慮として表札が見えやすい高さに設置しましょう。センサー付きなら消し忘れの心配がなく、防犯面の効果も期待できます。
選び方次第で、さまざまな雰囲気を演出できる照明器具。「リビングではくつろぎたい」「ダイニングでは賑やかに食事を楽しみたい」など、これからの生活を具体的にイメージすることが最適な照明器具選びの近道です。家族それぞれの理想の暮らしを話し合ってみましょう。住宅展示場を参考に、わが家の照明プランを練るのもおすすめです。