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株式会社アイワホーム

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COLUMN

電気自動車(EV)と住まい

年々、その存在が身近なものになる電気自動車。地球環境への配慮からガソリン車からの移行が世界的に進んでいることに加え、車自体の魅力も上がっていることから、今後ますます増えることは明らかです。日々の生活に深く関わる自動車のこのような変化が、住まいにおよぼす変化や影響を考えてみました。

1.ガソリンから電気へ。自動車新時代

今や特別なものではなくなった電気自動車。脱炭素社会の実現に向けヨーロッパでは2030年頃までにガソリン、ディゼール車の製造や販売を禁止することが決まっています。日本でも2035年までに新車として販売する自動車を100%電気自動車にするという方針が定められており(この場合の電気自動車にはハイブリッド自動車や燃料電池自動車も含む)、2030年には新車販売の55%が電気自動車になることが見込まれています。購入時に補助金が活用できる、走行時の音が静かといったメリットがあり、最近では車種の選択肢も得ていることから、今後ますます電気自動車の普及率は高くなることが予想されます。

2.石川の暮らしとEVの相性は?

石川県は、通勤や買い物、学校や塾への送迎など普段の生活に自動車がかかせない地域。それだけに、電気自動車を選ぶとなると1回の充電で走れる距離や充電スタンドの台数が気になるところ。

1回の充電で走れる距離は車種によって異なりますが、カタログデータで約200~500㎞。日々の移動手段としては問題ない距離を走行でき、加えて給油の手間がないので時間の節約にもなります。充電スポットについては、全国的に整備が行われており、石川県内でも自動車ディラーやコンビニ、スーパー、高速道路のサービスエリアなどへの設置が進んでいます。これらのことから、石川県で電気自動車を選ぶ理由は十分にあるといえます。

3.EVライフに向け、家づくりでできること

今すぐでなくても、将来的に電気自動車購入を考えているなら、自宅で充電ができる設備を導入する必要があります。建築済みの家に設備を追加する費用に比べ、新築時であれば安価で充電コンセントを取ることができるため、家づくりの段階で検討してみるのが得策。家を建てることを機に、将来のマイカーについても考えておくと電気自動車を購入した時の出費を抑えられます。

4.まとめ

社会の進化によって、私たちの生活に新たな価値観が生まれ、住まいの便利さや快適さも少しずつ変化しています。電気自動車の普及もその一つ。マイホームの設備として充電コンセントを選ぶ例は今後ますます増えていくでしょう。これから家づくりをするなら、この先もずっと便利で快適にすごすため家族にとってどのような設備が必要なのか、一度じっくり考えてみるといいかもしれません。